おすすめゲーム日記

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私がシリーズ最高傑作だと考える「ドラゴンクエストⅧ」の素晴らしさを語る

ドラゴンクエストは、「ドラクエ」と略される、知らない人はいないくらいの国民的RPGだ。
ナンバリング以外にも「モンスターズ」など色んなタイトルが発売されているなかで、「どのドラクエが一番好きか?」は、個人の好みや世代などによって、大きく回答が別れる問題なのではないだろうか?

記事タイトルからお察しいただけると思うが、私の最も好きな「ドラクエ」は、「ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君」だ。もともとPlayStation2のソフトなのだが、現在はスマートフォンなどでも遊ぶことができる。

前シリーズはニンテンドーDSや3DSでリメイクされたが、「ドラクエⅧ」はアプリでリメイクなのだ。時代を感じるが、多くの人が遊びやすくなったという点では良いことのように思える。

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ドラクエの魅力はゲーム性にはない

いきなり暴論を言ってしまうかもしれないが、まず私は、ドラクエの魅力はそのゲーム性にはないと思っている。シリーズ最高傑作と言われることの多い「ドラクエⅢ」は、仲間を自由につくれるし、「ダーマ神殿」での転職など、ゲームの幅は格段に広がっている。

しかし、堀井雄二がドラクエの参考にした「ウルティマ」や「ウィザードリィ」と言った本場のRPGに比べれば、ドラクエのゲーム性などカスのようなものである。プレイヤーの裁量できることがあまりに少なすぎる。

ドラクエの良いところは親切さと世界観の良さ

それでは、ドラクエの良さはどにあるのか?
まず挙げられるのは、ゲームの親切さだ。TRPGを原型にしたガチガチの「RPG」は、本来は遊ぶのにリテラシーが求められるゲームだから、子供には難しい。しかもパソコンでプレイするものがほとんどだった。

ドラクエは、会話しながら感覚的にシステムが理解できるチュートリアルが高く評価されている。もともと子供向け市場を狙ったものであるから、とても親切に、最後まで遊べるように配慮されているのだ。
あるいは、遊びやすさのために、ゲーム性を犠牲にしてしまったと見ることもできる。

初代のドラクエを見ればわかるが、まったく自由度のない、1人の勇者が冒険するだけのゲームでしかありえなかった。
しかし、単純なゲームの筋に、堀井雄二の文章と鳥山明のイラストとすぎやまこういちのBGMが加わったからこそ、多くのゲーマーに愛される「ドラクエらしい」世界観が生まれたのだ。
そして、ドラクエはナンバリングを重ねるごとに、ゲーム性を発展させるというよりは、ストーリーを語ってきたのだ。そうやって、ドラクエらしいお約束や世界観のようなものが確立されていった。

ドラクエⅧの発売前は正直不安だったが……

やっと「ドラクエⅧ」の話になる。

以前までのドラクエを愛していた私は、発売前の「ドラクエⅧ」が不安で仕方がなかった。
それが3Dの作品だったからだ。当時の私は、「ドラクエらしさ」のようなものは2Dの世界観だからこそ表現できるものと考えていた。
そして、ドラクエはゲーム性ではなく、表現される世界観の素朴な暖かみが優れている理由だと思っていたからこそ、時代に乗っかってドラクエを3Dにしてしまうやり方は愚の骨頂だと思っていた。

しかし、ゲームを遊んでみて、期待は見事に良い意味で裏切られた。
「ドラクエⅧ」は、ドラクエの形式を崩さないまま見事に3D化され、ドラクエの世界がより奥深いものになっていたのだ。

ドラクエⅧの開発に携わったレベルファイブの日野晃博氏

プレイ後に知ったことだが、「ドラクエⅧ」の開発には、後に「妖怪ウォッチ」を生み出す天才ゲームクリエイター「日野晃博」氏が関わっている。
氏は、「ドラクエⅢ」に出会ったことでゲーム業界に入ることを決心し、コンピューターの専門学校へ行き、ゲームクリエイターの道を歩み始めた。

日野晃博氏はドラクエⅧのグラフィックを作成するにあたって、シリーズの過去作品を徹底的に遊び尽くし研究し尽した上で、細分に渡ってドラクエワールドを作り込んだのだ。
主人公のタンスの開き方や、投げた樽の壊れ方など、2Dの時代からのドラクエファンも納得できるような、「まさにこれ!」と言った細かい作り込み具合だった。

当時のキャッチコピーは「見渡す限りの世界がある」だったが、その言葉を裏切らない、新しいドラゴンクエストだった。
昼夜の変化によって、町や教会に差し込む光は刻々と変化し、フィールドには、時に優しく、時に激しい音楽が流れた。

本当に自分が冒険をしているようなゲームの世界があって、最初の町を飛び出してバトルレックスと追いかけっこしているあたりで、私は喜びのあまり思わず脱糞してしまった

キャラクターもストーリーも素晴らしい

こだわり尽くされた世界だからこそ、個性豊かなキャラクター達もより活き活きとしてくる。
快く自分自身を託せるような、寡黙で正義感のある主人公。むさ苦しいけど「兜割り」などの特技で戦闘中はめちゃくちゃ頼りになるヤンガス、まず巨乳に目がいくけどだんだん人間的な魅力を感じてくるゼシカ、いけ好かないけど繊細な心を持ったククール……と、パーティーのみんなが魅力的だった。

ゲームクリア後は、「本当に良い冒険をさせてもらった! これこそがドラクエなんだ!」と、別に自分が作ったわけでもないのに胸を張りたくなるような、そんな素晴らしい体験をさせてもらえた。
だから、個人的には、ドラゴンクエストの最高傑作は「ドラクエⅧ」なのである。

アプリ版ドラクエⅧをぜひやってみてほしい

「ドラクエⅧ」は、スマホアプリになって復活した。

不自由なく操作できるし、価格も2800円で、あの時よりは格段に安くなっている。買い切るタイプの有料アプリだから、「ガチャ」や「イベント」がなく、安心して一人でゲームの世界に没頭することができる。

私は「ドラクエⅧ」を全面的に応援したい。満足感のある冒険を楽しめて、いつまでも情景や音楽が心に残るゲームだ。



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