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おすすめゲーム日記

おすすめのゲーム紹介やランキング作成などをやっていきます!

『大神 絶景版(HDリマスター)』の独特の魅力を語る

テレビゲーム CAPCOM

美しく鮮やかな世界、温かい人情を全身で感じられる「大神」。

2006年にPS2で発売され、2012年にはPS3で絶景版(HDリマスター)が発売されました。発売から十周年を迎え、未だ根強いファンを持つ「大神」の魅力を語ります。

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アマテラス

このゲームでプレイヤーが操作するのは、とぼけた顔に赤い隈取をした狼「アマテラス」。
愛らしいしぐさで犬のように可愛がられるアマテラスは、実は太陽を司る神様。物語が始まるまで百年の眠りについていたため、信仰をすっかり失った人々にはただの真っ白な狼にしか見えなくなってしまいました。

そんなアマテラスが目覚めたのは、百年前に討伐して封じたはずの強大な妖怪、「ヤマタノオロチ」が再び暴れ始めたためでした。信仰を失ったせいで百年前の力も失くしてしまったアマテラスは、ひょんなことから出会ったコロポックルの「イッスン」とともに、自身の力を取り戻す旅を始めるのでした。

筆しらべ

そんなアマテラスの力であり、本作の魅力の一つでもある「筆しらべ」。R1ボタンで筆を構え、画面の中に線を描くと、様々な変化を起こす能力です。
その効果は実に多彩。太陽や月を描いて昼夜を逆転させたり、壊れたものを塗りつぶして修復したり、火や雷や嵐を起こしたり、爆弾を作って攻撃したり!操作には慣れが必要ですが、筆しらべを駆使する戦闘は非常に独特な味があり、慣れてしまえばスタイリッシュに戦えるようになります。

筆しらべを用い、「賽の芽」という神木を開花させることが最初の目的になるのですが、この開花シーンが言葉も出ない美しさを誇っています。旅の中で何度か目にする開花シーン、是非一度味わっていただきたいほどの感動ものです。

美しく鮮やかな世界

「大神」の世界は、水墨画のようなタッチで描き出された独特のもの。キャラクターボイスは音声加工された「ゴニョゴニョ」といった感じで、昨今のリアルさを求めるユーザーには、少々とっつきにくい所があるかもしれません。

しかし「大神」で最大の魅力は、この独特の世界観にこそあります。愛くるしくとぼけた顔のアマテラスに始まり、愛嬌のあるコミカルなキャラクターたち、町や敵モンスター、戦闘のエフェクトに至るまで、全てが「水墨画のようなタッチ」。ストーリーも逸脱せず、神話や昔話に登場する人物の名を冠したキャラクターが多く登場するため、じっくりと「大神」の世界に浸ることができるのです。

「この世の命が、蘇る。」

キャッチコピーの通り、「大神」最大の目的は、全ての命を救うことになります。少し照れ臭い言葉になりますが、このゲームをプレイして最も感じることは、信じることの素晴らしさだと思うのです。その思いは、たくさんの命を救ったアマテラスが最後の戦いに挑むとき、きっと全てのプレイヤーが抱くことでしょう。