おすすめゲーム日記

おすすめのゲーム紹介やランキング作成などをやっていきます!

少女の想いと、雨の街―『シンフォニック=レイン』

今回私がおすすめするのは、PCゲーム「シンフォニック=レイン」と言うゲームです。
まず最初にこのゲームがどういうタイプのゲームかを簡単に説明させていただくと、ADV、所謂「ギャルゲー」とか「エロゲー」というやつですね。
文章を読んでいって、時々出る選択肢を選び、それに応じて話の内容が変わったりするというものです。

ちなみにこのゲームは非18禁なので直接的なエロの描写はありません。
それでは、このゲームの魅力について説明していきましょう。

工画堂スタジオ シンフォニック=レイン 普及版

工画堂スタジオ シンフォニック=レイン 普及版


このゲームの舞台は雨が絶えず降り続ける街「ピオーヴァ」の音楽学校に通う少年「クリス」が、卒業コンクールのためのペアを探す、という内容です。
ペアの候補は品行方正な生徒会長、小動物的な可愛さを持つ後輩、そして世話焼きの幼なじみ、と、ここまではベターなのです。が、クリス君の家には実は彼にしか見えない妖精がいました。物語の選び方によっては、その妖精がペアになる、という展開もあるのです。

ここまでの説明だと一見、ただの男子学生が一緒に演奏をするペアをするベタな恋愛ゲームに見えますが、実はこのゲームはドロドロした人間の本性が垣間見える展開が待っています


クリスの故郷には、彼の恋人「アリエッタ」がいます。遠く離れた今も、週に1度の手紙を交換することで、お互いの絆を確かめています。
人見知りで誰とも関わりを持ちたがらないクリス君も、今までは、それでよかったのかも知れません。けれど、卒業コンクールのペアを探すことで、前に述べた女の子たちに、他人以上の感情を抱いてしまいます。その後、クリスはどうするのかも見物です。ただの学園いちゃこら展開では進まないのが、このゲームの魅力なのです。誰を選んでも、誰も選ばなかったとしても、必ず誰かを傷つけてしまうのです
全員ハッピーで終わらないビターなストーリーが好きな人は、確実に気に入ると思います。


もう一つの魅力は、作中で扱われる曲です。今はもう亡くなられてしまいましたが、岡崎律子さんという素晴らしい方の歌声が、この作品を切なく、そして透明に彩ります。
歌声やメロディーもさることながら、私が更にこのゲームを勧めたいのは、「歌詞とストーリーがマッチしている」点です。

私は今まで2.30作ほどADVを嗜みましたが、ここまで曲の歌詞とストーリーが合致し、心に響く作品はありませんでした。このゲームは各キャラクター毎にキャラクターソングが用意されています。それだけならほかのゲームと大差ないのですが、そのキャラクターソングの歌詞が、キャラクター個別のシナリオ、そして、キャラクターの心情をうまく表現しています。

音楽をテーマにするゲームだけあってシナリオだけでなく、曲や歌詞も心から味わえる、少女達の想いと、切ない雨が交わる物語。

古い作品のため中古でも6000円ほどしますが、やって損はしないと断言します。

読んでくださりありがとうございました。

工画堂スタジオ シンフォニック=レイン愛蔵版

工画堂スタジオ シンフォニック=レイン愛蔵版

広告を非表示にする